2008年06月19日

前略ボーヴォワール様

書斎の整理をしていて、古い小さなバインダーが出てきた。
名刺入れかと思いきや、若いころに座右の銘を整理したそれは、偏った哲学的な言葉ばかり。
笑う。

『自分に欠けているものを過大に考えると不幸になる』---スタンダール

『自分の演じる人物によって自己をすりへらす』---ボーヴォワール

『自己とは自分にとって最良の友人である』---アリストテレス

読み返しただけで、必死さが伝わってくる(笑)
落ち込んでる姿、頼るものがなく傷ついた自分を励まそうと必死な姿が思い浮かぶ…
あのころのあたし。
役割(周りから求められる役回り)に押しつぶされそうで、自己と役割を必死に切り離そうとしていた。

でも、あのころ、ボーヴォワールが言うみたいに、
‘女'や‘母'といった役割が自分をすり減らしてしまうと、今は思わない。
むしろ、その役割が自分を拡張してくれた
そう思えるようになったのは、つい最近だろう。

前略ボーヴォワール様
あなたの言葉に励まされた時期がやっと終わろうという、そういう段階です。
posted by haru at 09:01| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | こころ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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