2009年03月05日

Mama-Career Report #1-1

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Mama-Career Report #1
〜9月に開催された初のオフ会をレポート!〜
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はじめに
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■レポート形式

どんなレポート形式にしようか迷いましたが、
参加できなかった方も、した方も他の会を楽しみながら読めるよう、少人数座談会形式を活かして、雰囲気がそのまま伝わる『会話形式』にしました。というか…、まとめようと思ってみたところ、共有されたのが「情報」ではなく「共感」なので、箇条書きにしても伝わらないのですよね。
3回のオフ会(2008/9/21,24,27)を臨場感を重視しレポートした後に、総括レポートで締めるという連載にする予定です。
各連載でトピックを分けます。自由にコメントしてください。

参加者は業界・職業を添えた匿名(アルファベット)で表記しています。
また、読みやすいよう『テーマ毎』に発言を前後に入れ替えたり、言い回しなど多少編集加工させていただいております。
ご参加の方は主旨をご理解いただき、どうぞご了承ください。


■当日のレジメ

今回用意したレジメをPDFで配布します。
配布を希望の方は管理人haruまでメッセージでお申し出ください。

ただし、以下の注意事項をお守りいただける方に限ります。

【注意事項】
配布資料の内容は事前アンケート結果も含め、会の主旨に賛同し参加をしていただける方の情報交換のために用意されたものです。閲覧以外の目的での利用や、複写利用は固くお断りします。


■当日の進行

レジメに沿って進行しました。流れは以下の通りです。

レポートはレジメがなくても楽しめるように書きました。
より詳しく知りたい方はレジメ配布をご希望ください。(上記)

(1)課題を振り返る 〜シチュエーションシート〜
   就職時から現在まで、困ったことを振り返る

(2)課題解決のサービスを考える 〜サービスツリー〜
   今使っているサービス、これから使いたいサービス

(3)会の今後の展開 〜サイトコンセプト〜
   共通意識をもったWMが集うサイトをつくる

さてさて、前置きが長くなりました!
それでは臨場感あふれるレポートの始まりで〜す。(ちょっと長いよ)

参加されていない方も参加した「つもり」でお読みください。

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オフ会(1)2008/09/21 レポート<前半>
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<参加者の共通項>
IT業界、フリーランス、社会人大学生

A(HP運営/フリー)
B(SE/会社員)
C(ナレーター/フリー)
D(NPO勤務/社会人大学院生)
E(SE/退職し育休中)
F(人材派遣/会社員)


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(1)課題を振り返る 〜シチュエーションシート〜
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事前アンケートでは主に「現在」の課題について書いてもらいましたが、オフ会では「シチュエーションシート」(配布)を使って、就職時から今までを幅広く振り返って書き出し、いつが一番つらかったか?何に困っていたか?WMがキャリアを続ける上での「共通の課題」を話し合いました。

●…会話のテーマキーワードを書き出しました。
(*)…会話に登場した具体的な企業名やサービス名をURLとともに書き出しました。

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●IT業界、専門職、WM社内パイオニア
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E(SE/退職し育休中):
私の場合は【妊娠前】が一番悩んでいたかな。
妊娠前にちょうど転職を考えていて。
IT業界って人の出入りが多い。3〜4年周期で転職を繰り返す人が多いんです。私もちょうど転職を考えていた時期に妊娠し、それでその会社では続ける気がないので、出産前まで働いて退職しました。
今はまた働きたいと考えていますが、業界、業種も変えたいと、準備の勉強を始めていこうと思っています。

管理人:
同じ業界でBさんはどうですか?妊娠、出産などで転職、退職は考えました?

B(SE/会社員):
いいえ、私の場合は小さい会社でみな私の妊娠に好意的でした。
ただ、確かにこの業界は女が少ないし、20代後半が多くて女性はみな年下。
WMというと事務職が中心で、専門職はいなくて。
何とか後輩の女性SEが後に続いて産んでも働き続けられるよう、社内に体制を作っていきたいと思っているのですが、
現実は毎日手探り状態でバタバタだし、周りに迷惑かけてるし、、、

管理人:
社内でWMの草分け(パイオニア)なわけですね。えらい!

C(ナレーター/フリー):
今は迷惑かけても、後輩もいつかきっとわかってくれるよー。感謝される(笑)

B(SE/会社員):
だといいんですけど(笑)

A(HP運営/フリー):
私は【就職前】が一番困っていたかな。
就活中に、もともと子どもは持ちたい考えだったので、それも踏まえて「どんな会社だったら働き続けられるか?」を考えて探していました。
でも、そういう意味での好環境の会社を選んでいくと、当たり前ですけど女性社員の多い会社、資生堂とか、ベネッセとか、そういう女性ならではみたいな事業に限られてしまう。それが自分のやりたいことと不一致だったので。氷河期も手伝って、結構悩みました。
まず探すときの指標が、女性社員数が多いか少ないか、みたいな世界で、もっとソフトでリアルな情報がほしかった。
結局、Bさんの話じゃないけど、入社後もWMといえば事務職(パート、派遣)で、そうでない専門職が仕事もバリバリして、でも早く帰って家庭も大事にしてるっていうモデルがいなくって、私はいくじなく辞めてしまったんだけど。
そのとき、もう少しそういう「どうやって一人目になるか?」みたいな自分で環境を作っていった草分け的なモデルの情報があれば、うれしかったかも。がんばれたのかなって今思ったりして。

管理人:
ロールモデル不在の話はよく出るし、事前アンケートでも多かったけれど「社内で環境をつくる一人目になる」ってモデルのパターンもあるんですね。
それこそ、当たり前だけど社内にいないわけで、横でつながれたらいいですよね。


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●ワークライフバランス、短時間勤務
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管理人:
Fさんは、人材業界で媒体企画もしているということですが、WMのロールモデル的な人、バランスよく仕事も育児も…みたいなスタイルの人を媒体に出していくっていう動きは以前にくらべて増えているんでしょうか?

F(人材派遣/会社員):
そうですね、実際には個人ニーズはすごく高い、週3回だけ働きたいとか、短時間で、っていうのは。
ただ、クライアント(企業)側には正直そういうニーズはあまりないです。
そこに挑戦している人材系ベンチャー(*)はありますが、やはり媒体に出していく場合は、どうしてもフルでずっと働けますといった人を前面に。

(*)ビースタイル
http://www.b-style.net/index.html

管理人:
これだけワークライフバランスとか騒がれていても、結局そこを受け入れる体力がある企業なんて限られているんでしょうね。

D(NPO勤務/社会人大学院生):
たとえその会社の定時が18時でも、16時で帰る人がいてもなんら問題ないんですよね、本当は。ただ先入観がじゃまして認められづらい。
派遣の担当者(営業)としては、「はい、定時は18時ですね」といってしまった方がラク。
週3回、5時間で、といったらそれでもできる仕事を切り出せばいいだけの話だし、問題は何もないのだけれど、切り出すことはめんどくさいよね。
いるんならとりあえずいつでも働いてくれる人がほしい。

C(ナレーター/フリー):
それって、使う側にオーガナイズする能力がないってことだよね。

D(NPO勤務/社会人大学院生):
そうです。そうです。
そこをいっしょに入って切り出していく作業をやってあげればいい。
従来の習慣、既存概念、環境、法律などいろいろなハードルはあるけど。


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●東京の保育園、学童の不足
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C(ナレーター/フリー):
ワークライフバランスといえば、次にでてくるのは保育園の問題だと思う。
ワークライフバランスって聞こえがいいけど、都内でそれを実現するのはムリ。
なぜなら、フルタイムでなければ保育園に入れないから。
「(保育園に入るには)最低週4勤務、8時間でないと」みたいな話になると、女は男並みに働くか、家で黙って子供みるかどっちかにしろって言われてるのと同じじゃない。区役所でケンカになりかけて。(苦笑)

管理人:
私も何度となく役所でケンカ腰になりました。
制度も、環境も追いついてない。

C(ナレーター/フリー):
仕方なく認証(*)に入ると、園庭はないし、値段は高いし。
ほかのお母さんに聞くと「パートだから認可園には入れない」っていうの。
収入が少ない人が、高いお金を払って、設備の劣る園に預ける!
どう考えてもおかしいよね。

(*)東京都認証保育所
http://www.toninhokyo.com/about.html


F(人材派遣/会社員):
学童ってどうなんですか?これだけ保育園が不足してると、その後の学童もって思うけど。

管理人:
足りてない感は私のところではないけど。ただ、環境はあまりいいとはいえない。かなり荒れてる感じで、私はあえて行かせなかった。
少子化のせいもあると思うけど、学校でも人数少ないのに、さらに絞られた同じメンバーで放課後ずっと過ごすって人間関係がすごく濃い。それが荒れる原因にもなってそう。

A(HP運営/フリー):
保育園はかなり整えられてきているけど、学童が地域によってかなり差もあるし、まだ問題多そうですよね。

D(NPO勤務/社会人大学院生)
大手で保育施設運営を展開している友人がいるのだけれど、学童はニーズが高く事業としてもやりたいけど、国からの助成がでないから手をつけづらいって。

C(ナレーター/フリー):
民間学童もいろいろ出てきているけど(*)、かなり高額だよね。
ただ、サービスも充実してるし、さっきの話じゃないけどもしも地元の学童が荒れてたら背に腹変えられないって感じでお金はだしちゃうかも。
第2離職期が1年生(入学)と4年生(学童を卒業)っていうのもうなずける。

(*)キッズベースキャンプ
http://www.kidsbasecamp.com/

D(NPO勤務/社会人大学院生)
でもこれって東京の話ですよね。すごく局地的に足りてないんじゃないかな。

A(HP運営/フリー):
私の実家の方がそうだけど、人口が減ってる地域は逆に枠があまってしょうがないみたいな話も聞く。

B(SE/会社員)
人数そろわないと補助金が出なくてつぶれてしまうから入ってくださいってお願いされたケースも聞いたことがあります。


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●アイデンティティ、自分価値、過小評価
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E(SE/退職し育休中)
退職して(前述)今は育児中心の生活なんですけど、児童館などで、いろいろなママと話ていると、自分は「○○ちゃんママ」という存在でしかなくて。
そういうのもいいんですけど、なんというか、飽きちゃう。ひとことでいうと「つまらない」。

一同:
正直(笑)

C(ナレーター/フリー):
私の場合はかなりレアケースですが、「結婚」「妊娠」「海外赴任」(夫について海外へ)がいっぺんに来て、それまで比較的ジェンダーフリーな生き方をしてきたから、海外の奥様コミュニティがすごいギャップで、自分が「透明人間」になったような気分でした。集まっても「夫」と「子ども」の話ばかりで、だれも「私」について聞いてくれない。
「私ってそんなに価値のない人間だったっけ?」って気分になる。

D(NPO勤務/社会人大学院生)
児童館などで自分の話をするのって、タブーっていう雰囲気あるよね。

管理人:
たしかに。
あと、自分の価値の話でいうと、私の話になっちゃうんですが、出産後に収入が大幅ダウンして、
それで「自分の価値が下がった」ような気がしてしまい、誰にも知れずすごいストレスだった。

C(ナレーター/フリー):
私、まだそれ克服できてない(笑)

A(HP運営/フリー):
それって何なんでしょうね。自分の価値をお金換算してしまう。
うちは母が専業主婦で、働いている父を「立てる」のをずっと見てきたから、
逆に、私はそういう妻にはなれないなーという感覚をいだきつつも、やはりすごく根強く刷り込まれてなーと感じるときがある。
育児で仕事を減らしていると、そういう価値観(夫を立てなきゃ)が出てきて、、、自分でもへんだなって。


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●パートナーとの関係、男性の育児休暇
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管理人:
パートナー(パパ、夫)の話が出てきたけれど、仕事続ける上で、欠かせないテーマですよね。
みなさん、どんなパートナーシップですか?

D(NPO勤務/社会人大学院生):
ダンナは同い年です。20代をいっしょにがむしゃらに仕事してきただけに、
出産後に、相手(ダンナ)だけ、どんどん進んでいく、部下ができて、給料も上がって、、、みたいな。
休んでいる私はなに?って。

C(ナレーター/フリー)
「私の方ができるのにー」っみたいな(笑)

D(NPO勤務/社会人大学院生):
そうそう。(笑)
嫉妬じゃないんだけど、、、やきもちみたいな感情はあった。

管理人:
パパの家事育児への「当事者意識」が大事だよね、という話を先日友人と話していたんです。
「参加」とか「協力」とかじゃなくて、いかに「自分のこと」として捕らえられているか、という。
その点、どうでしょう?
ちなみに、、、このメンバーで「うちの夫は『当事者意識あり』」という人はどれくらいいますー??
(挙手をお願い→6名中4名挙手)

<当事者意識なしと答えた人>
・夫は、基本的に働かず、子供をみてほしいという考え。
・結婚前にさんざん話し合ったのに、まったく通じてなかったことが後年発覚。
 実際は父親の生き写しのように男像を追っている。

<当事者意識ありと答えた人>
・当事者意識はあるから、自分が先回りせずに「待つ」ことを心がけている。
・結婚前から、自分のことは自分でという関係。だんなの世話は全くしない。
 食事は、多くつくれるメニューならつくるといった感じ。

A(HP運営/フリー):
結婚時に意識がそろってたとしても、むずかしいのは育児休暇中だと思うんです。休んでる間に、育児・家事を私がやるということが習慣化しちゃって。

D(NPO勤務/社会人大学院生):
そのときはそのとき、今は今。
仕事始めたらできないことはできない。
はっきり伝える。

管理人:
事前アンケートの意見でも、男性の育児取得の義務化をしてほしいという意見がちらほらありました。
1年間はムリでも、なんとかその期間に男性も巻き込んで、意識共有だけでもできるレベルにしたいなっていうのは思いますよね。



(2)課題解決のサービスを考える 〜サービスツリー〜へ <つづく>
posted by haru at 22:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ママのキャリアを考える会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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