仕事柄「ネットはツールですから…」みたいな言葉はよく口にしてきたけれど、
最近「ネットはツールではないな…」と思うようになってきました。
例えばお金が世の中にできたときはツールだったのに、
それが今ではコントロール不可なお化けみたいになって生活を脅かしているみたいに、
ネットもいつか「何でもっと規制しなかったんだ!」となる日がやってくる。
そんな気がしてしょうがない。
そんなことを考えたのは、連休にムスメに携帯を購入したから。
もちろん防犯用として。(おけいこの行き帰り用です)
ネットとメールは制限し、させません。
子どもに携帯を持たせるかどうか?という議論は大阪府の話もあって、いろいろなところで活発ですが、要は
『ネットコミュニケーションが心の成長にどういう影響をあたえるか?』という、、、
論点はその1点に尽きると思います。
体の成長が未熟という理由で、たばこやお酒を制限するのと同じで、
心の成長が未熟という理由で、ネットコミュニケーションを制限するのは、
全然アリだと思うし、それが心の健康を守ることだ、と、
個人的には思います。
少し前に香山リカが、子どもにとっての携帯やネットについて本で書いていて、すごく腑に落ちた表現は、携帯やPCから離れられない少年少女にとって
「ネットは鏡」「ネットは居場所」という言葉。
現実世界で自分という存在やその居場所を未確認・未確立のまま、
ネットに先にそれを求めることは、
非現実的な感覚や価値観を中心にした不健康な心を育てる…そんなように思います。
---メールの返信が来なくて不安になる。
---ブログに書かれたことが自分のことのようで気になる。
そういった大人でも心がかき乱されるようなコミュニケーションは
未発達な状態には絶対向かないよ〜。
ツールだといって与えられたら、どれだけ苦しむでしょう?!
だから、ビジネスでは「ネットはツールです」というシーンがあっても
教育では「ネットはツールではない」と教えるべきだな、
とそう、真剣に考えちゃいます。
やっぱり
ネットはツールじゃない。
2009年03月23日
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